朝廷に山海の幸を献上してきたことから、万葉の昔には「御食国(みけつくに)」と呼ばれてきた淡路島。
豊かな海と、肥沃な大地に育まれた珠のような食材達は古来から口にする人々を魅了し、
島民達はたゆまぬ努力でそれを育て敬ってきました。
夢海游 淡路島は選りすぐりの海の幸、山の幸を日々仕入れ、新鮮な食材をつかったお料理をお客様のお口に届けいたします。
選りすぐりの瀬戸内の魚介類を中心に日々仕入れを行い、南淡路にある灘・沼島・福良港、そして洲本市の由良港など漁獲量豊かな港に水揚げされた特に新鮮なものを中心に扱っています。
また契約農家をはじめ、地元で育った島の旬野菜を積極的に取り入れ、お客様のお口に届けさせていただきます。
淡路牛の肉質は筋繊維が細かく、細やかなサシが入りやすのが特長。これが鮮やかな霜降りを描き出します。
熱を加えるとサシが溶けてその周りの筋肉を解きほぐし、柔らかく、舌触りが最高。筋肉の旨みと脂肪の香りが絶妙に混ざり合い、まろやかな和牛のおいしさが口いっぱいにひろがります。
淡路島では夏から秋にかけて伊勢海老漁の最盛期を迎えます。長い髭と曲がった腰(腹部)は長寿のシンボル・縁起の良い食べ物として古くから神事には欠かせない食材となっています。
お造りで頂くとよくわかる、そのぷりぷりとした食感、口の中に広がる上品な甘みは、まさに海老の王様です。
淡路島の土は強い粘土質で米作りに適しているといわれており、歴史を紐解くと古事記にもその歴史が伝えられています。
中でも鮎原地区で作られるキヌヒカリは炊き上がったお米の白さと程よい粘り気、そして絹のようにつやつやとした輝きが特徴の淡路米です。
南あわじ市にある三原平野をメインに栽培されている淡路島のブランド食材。糖度の高さ(9~10%)、玉葱独特の辛味の少なさ、そして繊維のやわらかさ(通常の硬さの約半分)が特徴です。
その秘密は、通常約4ヶ月といわれる栽培期間を淡路島では6ヶ月もかけてじっくりと栽培していることです。そして長年かけてつくられた玉葱栽培に適した栄養豊かな三原平野の砂壌土にあります。
南あわじ市にある三原平野を中心に露地栽培される淡路島レタスは、兵庫県のレタス生産シェアの90%を占めています。
淡路島の温暖な気候や肥沃な土壌が育てる新鮮なレタスの食感をお愉しみください。
夏のわずかな解禁期間のみ素潜り漁で一つ一つ丁寧に獲られる由良の赤雲丹。市販されている雲丹はミョウバンなどで身を固め崩れにくい身の背を見せるように並べるのですが、全国的にも有名な由良産の赤雲丹は腹側を見せて盛り付けるのが特徴的。これは鮮度が良くないとできない盛り方「逆手の雲丹」とも呼ばれます。口に入れた瞬間にふわっと鼻に抜ける甘い香りと濃厚な味わいが特徴です。
全国に名を馳せるブランド食材。鳴門海峡の激しい潮流にもまれ、身が抜群に引き締まり、上質な脂が適度にのっていることが特徴です。特に産卵期の春は体を桜色に輝かせることから桜鯛(さくらだい)、また秋は紅葉鯛(もみじだい)と呼ばれ、「旬がない」と言われる程にどの季節でもおいしい真鯛です。
白身で淡白、それでいて深い旨みと上品な味わいをもつ鱧(はも)。
中でも淡路島の鱧は、京都などの高級料亭で「鱧なら沼島の天然鱧」と言わしめるブランド食材。「梅雨の水を飲んで育つ」といわれる初夏の鱧は、産卵に向けて活発にエサを求めて動き回り、せっせと栄養を蓄えるために特に身が太り、脂がのってひときわおいしさを増します。
地元の福良湾で水揚げされる淡路島3年とらふぐは、冬のブランド食材。
鳴門海峡近くの限りなく自然に近い環境で育つため、その運動量によって身が抜群に引き締まって旨味もたっぷり。
ふぐは通常2年で出荷されますが、3年間丁寧に育てられるので、より歯ごたえのある大きなふぐとして、喜ばれています。
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